特許出願のお知らせ
このたびセールスシステム株式会社では、営業DX支援ための生成AIによるシステム開発支援を目的として、以下の技術について特許出願を行いましたのでご報告いたします。

■ 特許出願の概要
- 出願番号:特願2025-166077
- 出願日:令和7年(2025年)10月2日
- 発明の名称:4層統合アーキテクチャによるコード解析とメタ情報推定システム ※仮名(技術の推察を防ぐため仮名です)
■ 本発明の趣旨(概要)
本発明は、ソフトウェア開発現場におけるコードに関連するさまざまな業務(整理・記述・評価・分類など)を支援するための、多層的な処理構造を備えた自動化支援システムに関するものです。コードの内容をもとに、複数の観点からの分析や整備を連携的に実施することで、作業の属人性を減らし、効率的かつ再現性の高い支援を可能にする仕組みとなっています。
■ 特許出願の背景と目的
現在、ソースコードに対する仕様の明確化やセキュリティ評価、ドキュメント整備には多くの手間がかかっており、属人化や工数負担が大きな課題です。本発明はこれを解決すべく、解析→ドキュメント→分類までをワンストップで処理する自動支援技術として開発されました。企業のDX推進やセキュリティ体制の強化、ドキュメント整備の自動化に大きく貢献できると考えています。
■ 対象となる技術・サービス例(例示)
本特許は、以下のような技術的アプローチまたはサービスとの重複・抵触の可能性があります。
- 本発明と技術的に重複または抵触の可能性がある機能例:
- コードから構成やアーキテクチャ情報を自動解析・表示するツール
- セキュリティチェック、OWASP準拠診断を含む自動レビュー機能
- ソースコードのスタイルや命名から生成AIの種類を推定する機能
- 技術者・非技術者向けの多言語ドキュメント生成機能
特許化された場合、これらの機能が本発明の特許請求範囲に抵触する可能性があります。
※該当の可能性については、特許公報公開後の正式情報をご参照ください。
■ 特許の適用と今後の対応について
日本の特許制度は「先願主義」に基づいており、出願が早い者に権利が付与されます。
そのため、同様のシステムがすでに提供・公開されている場合であっても、本特許が成立すれば、本出願内容が技術的に優先される可能性があります。
当社では今後、本特許の成立後に技術的な重複・侵害が確認された場合、必要に応じて適切な措置を講じてまいります。
■ ライセンス・連携のご相談について
本技術に類似するシステムを導入・構築・提供されている企業様におかれましては、ライセンス供与・共同開発・パートナー連携等のご相談も随時承っております。早期のご相談をいただければ、柔軟な対応が可能です。
■ ご注意(出願情報の公開時期について)
本出願は現時点で未公開の段階であり、特許庁による出願公開(特許公報掲載)は今後数ヶ月以内に予定されています。
技術的な詳細については、出願公開後にあらためてご案内させていただく予定です。
ご質問・ご相談は お問い合わせフォーム よりご連絡ください。
今後の知財戦略に関する最新情報も、引き続き随時発信してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。