特許出願のお知らせ
このたびセールスシステム株式会社では、営業DX支援ための生成AIによるシステム開発支援を目的として、以下の技術について特許出願を行いましたのでご報告いたします。

■ 特許出願の概要
- 出願番号:特願2025-148253
- 出願日:令和7年(2025年)9月8日
- 発明の名称:統合性検証を用いたプロンプトコード自動改善支援システム ※仮名(技術の推察を防ぐため仮名です)
■ 本発明の趣旨(概要)
本発明は、プロンプトコード(生成AIへの指示文)とその実行結果を評価・検証することで、コードの改善点を自動抽出し、反復的な最適化サイクルを支援する統合性検証型の改善支援システムです。要件抽出やコード解析、評価、改善提案の各工程が、構造的に連携・自動化されており、実用性の高いプロンプトコードを少ない試行で最適化できる仕組みとなっています。
■ 特許出願の背景と目的
生成AIの活用が広がる中、プロンプト(指示文)の品質が成果物に大きく影響するようになっています。
しかし、最適なプロンプトの設計や改善は試行錯誤が多く、専門性も求められるため、効率化が課題となっていました。
そこで当社は、プロンプトとその出力結果を自動評価・検証し、改善提案までを一貫して行える支援システムを開発し、本出願に至りました。本技術は、プロンプト改善を数値的に評価し、反復作業を最小限に抑える仕組みです。
出願によりこの技術の独自性を保護し、今後のライセンス展開や技術連携にも活かしていく予定です。
■ 対象となる技術・サービス例(例示)
本特許は、以下のような技術的アプローチまたはサービスとの重複・抵触の可能性があります。
- プロンプトコードの自動解析および修正提案を行う支援ツール
- プログラム要件とコードをマッピングし、統合スコアを算出する検証・評価システム
- LLM活用によるコード改善サイクルの自動化エンジン
- 要件充足度・機能適合度をスコアリングし、改善を促すAIツール群
特許化された場合、これらの機能が本発明の特許請求範囲に抵触する可能性があります。
※該当の可能性については、特許公報公開後の正式情報をご参照ください。
■ 特許の適用と今後の対応について
日本の特許制度は「先願主義」に基づいており、出願が早い者に権利が付与されます。
そのため、同様のシステムがすでに提供・公開されている場合であっても、本特許が成立すれば、本出願内容が技術的に優先される可能性があります。
当社では今後、本特許の成立後に技術的な重複・侵害が確認された場合、必要に応じて適切な措置を講じてまいります。
■ ライセンス・連携のご相談について
本技術に類似するシステムを導入・構築・提供されている企業様におかれましては、ライセンス供与・共同開発・パートナー連携等のご相談も随時承っております。早期のご相談をいただければ、柔軟な対応が可能です。
■ ご注意(出願情報の公開時期について)
本出願は現時点で未公開の段階であり、特許庁による出願公開(特許公報掲載)は今後数ヶ月以内に予定されています。
技術的な詳細については、出願公開後にあらためてご案内させていただく予定です。
ご質問・ご相談は お問い合わせフォーム よりご連絡ください。
今後の知財戦略に関する最新情報も、引き続き随時発信してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。