【特許出願のお知らせ】メール自動応答生成システムに関する特許を出願しました(特願2025-232384)

特許出願のお知らせ

このたび、セールスシステム株式会社では、AIと業務プロセスの融合による業務効率化を目的として、メール対応業務を革新する新たなシステムに関する特許を出願いたしました


■ 特許出願の概要

  • 出願番号:特願2025-232384
  • 出願日:令和7年(2025年)12月4日
  • 発明の名称:メール自動応答生成システムおよび方法  ※仮名(技術の推察を防ぐため仮名です)

■ 本発明の趣旨(概要)

本発明は、企業の顧客対応における電子メール処理業務において、受信メールの意図や緊急度、文脈などを総合的に判断し、適切な対応メールを自動生成・管理するシステムに関するものです。
本システムでは、企業固有の知見や過去の応対履歴をもとに、より精度の高い応答とタスク管理を実現し、メールの優先度判定や自動送信/承認制御なども統合的に行う仕組みを備えています。

現時点では具体的な技術要素の公開は控えさせていただきますが、業務フローの中でAI活用の最適化を図るための複数の工夫が施されています。


■ 特許出願の背景と目的

従来、営業・カスタマーサポート部門では、メール対応の手作業による業務負荷や、担当者ごとの対応品質のばらつきが課題でした。本発明は、AI技術と企業ナレッジを活用して対応を標準化・自動化しつつ、リスクのあるメールは適切に人手で確認するなど、効率と品質管理の両立を目指したものです。


■ 対象となる技術・サービス例(例示)

下記のような機能を含む、または今後搭載予定のプロダクトは、本件特許と技術的な重複が生じる可能性がございます:

  • 受信メールの内容に応じて、自動的に返信文案を生成・送信する機能
  • 顧客対応メールにおける緊急度・重要度を自動判定して対応優先度を振り分ける仕組み
  • 社内ナレッジや過去の履歴をもとに応答パターンを提案・補完するAI支援機能
  • メール返信の承認ワークフローを含む、自動対応と人手確認のハイブリッド制御機能
  • メール文面のトーンや目的(案内・謝罪・依頼など)に応じた分類および最適化機能
  • 社名・業種・役職など属性に応じてテンプレートや表現を動的に切り替える自動生成機能
  • 問い合わせ内容の意図解析と、類似ケースの過去対応履歴のレコメンド機能
  • 大量の問い合わせメールを一括処理・分類・返信文作成するオペレーション支援機能

特許化された場合、これらの機能が本発明の特許請求範囲に抵触する可能性があります。

※該当の可能性については、特許公報公開後の正式情報をご参照ください。


■ 特許の適用と今後の対応について

日本の特許制度は「先願主義」に基づいており、出願が早い者に権利が付与されます。
そのため、同様のシステムがすでに提供・公開されている場合であっても、本特許が成立すれば、本出願内容が技術的に優先される可能性があります。
 当社では今後、本特許の成立後に技術的な重複・侵害が確認された場合、必要に応じて適切な措置を講じてまいります。


■ ライセンス・連携のご相談について

本技術に類似するシステムを導入・構築・提供されている企業様におかれましては、ライセンス供与・共同開発・パートナー連携等のご相談も随時承っております。早期のご相談をいただければ、柔軟な対応が可能です。


■ ご注意(出願情報の公開時期について)

本出願は現時点で未公開の段階であり、特許庁による出願公開(特許公報掲載)は今後数ヶ月以内に予定されています。
技術的な詳細については、出願公開後にあらためてご案内させていただく予定です。


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今後の知財戦略に関する最新情報も、引き続き随時発信してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。