特許出願のお知らせ
このたびセールスシステム株式会社では、営業DX支援ための生成AIによるシステム開発支援を目的として、以下の技術について特許出願を行いましたのでご報告いたします。

■ 特許出願の概要
- 出願番号:特願2025-186091
- 出願日:令和7年(2025年)11月5日
- 発明の名称:ソースコード自動コメント生成システムおよび方法
■ 本発明の趣旨(概要)
本発明は、プログラムコードに対するさまざまな文脈情報をもとに、内容の理解と保守を支援するための情報付加システムに関するものです。作業負担の軽減と品質向上を目的に、コードの特性に応じた情報を適切な形式で自動的に付加する仕組みとなっています。
■ 特許出願の背景と目的
ソフトウェア開発において、第三者によるコードの理解やメンテナンスが年々重要性を増しています。
しかしながら、実務ではそれを支える情報(設計意図・機能概要など)の整備が後回しにされがちです。
本技術は、そうした実務課題を解消するために発明しました。
対象コードの構造・目的・重要度などに応じて、最適なかたちで補助情報を付加できる仕組みを提供することで、
保守性・チーム開発効率・AIとの協調性を大きく向上させます。
■ 対象となる技術・サービス例(例示)
以下のような機能を含む、もしくは今後搭載を検討しているプロダクトは、本発明との技術的な重複が発生する可能性があります。
- ソースコードに自動的にコメントやドキュメントを付与する機能
- 開発意図やドメイン情報などの文脈情報をコードに付加する機能
- 複雑なコードに対して補足的な説明を自動挿入する機能
- プログラミング言語や自然言語を判別し、最適な形式で補助情報を出力する機能
特許化された場合、これらの機能が本発明の特許請求範囲に抵触する可能性があります。
※該当の可能性については、特許公報公開後の正式情報をご参照ください。
■ 特許の適用と今後の対応について
日本の特許制度は「先願主義」に基づいており、出願が早い者に権利が付与されます。
そのため、同様のシステムがすでに提供・公開されている場合であっても、本特許が成立すれば、本出願内容が技術的に優先される可能性があります。
当社では今後、本特許の成立後に技術的な重複・侵害が確認された場合、必要に応じて適切な措置を講じてまいります。
■ ライセンス・連携のご相談について
本技術に類似するシステムを導入・構築・提供されている企業様におかれましては、ライセンス供与・共同開発・パートナー連携等のご相談も随時承っております。早期のご相談をいただければ、柔軟な対応が可能です。
■ ご注意(出願情報の公開時期について)
本出願は現時点で未公開の段階であり、特許庁による出願公開(特許公報掲載)は今後数ヶ月以内に予定されています。
技術的な詳細については、出願公開後にあらためてご案内させていただく予定です。
ご質問・ご相談は お問い合わせフォーム よりご連絡ください。
今後の知財戦略に関する最新情報も、引き続き随時発信してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。

